山形市内を流下する五堰の一つ「笹堰」が山形信用金庫本部ビルの西側を流れています。平成16年度に村山総合支庁地域戦略プロジェクトがスタートし、「村山総合支庁西側を流れる笹堰の環境整備」の取り組みが始まりました。以来、総合支庁、山形市、水利組合、町内会、高校生に山形信用金庫役職員も加わり、堰の土砂上げ、ゴミの撤去、草刈りなどの環境整備を行っております。また、飾花活動として花壇の造成を行い、年2回、花の植え替えを行っております。今回は山形市コミュニティファンドを活用させていただき、笹堰の整備・花植え活動を行いました。
私たちはこの事業を毎年継続していくことにより、地域社会貢献活動の充実を図り、山形五堰の多面的機能の発揮や優れた景観・環境について地域資源としての認識を促して参ります。
事業がスタートしてから8年が経過しました。堰の土砂上げ、ゴミの撤去、草刈り等を繰り返すことによって清流が戻ってきており、通路を往来する地域の方々も増えてきております。今年は8年前に間伐材を利用し造成した花壇が、風雪に耐えきれず老朽化により壊れ、造り替えを行いました。町内の方々からも参加していただき、素人ながらも見事な花壇が出来上がりました。春はパンジー、夏・秋はマリーゴールド・サルビア等が咲き誇るまでになってきております。
今後とも町内の方々との協同による環境整備を継続し、地域の景観・環境という資源を守り、後世に残していきたいと思っております。