市長あいさつ

 

山形市長 佐藤孝弘

 山形市コミュニティファンドは、まちづくりを担う市民活動を財政面から支える仕組みとして、平成20年4月に設置し、以来、多くの企業や市民の皆様からご寄附を賜り、市民活動団体による様々な事業が展開されております。皆様のご理解とご支援に対しまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、山形市では、「健康医療先進都市」の確立に向け、令和2年3月に『山形市発展計画2025』を策定しました。この計画に基づき、山形市の持つ強みに磨きをかけるとともに、まちの総合的な魅力を高め、将来にわたって活力ある社会を維持していくため、各般の施策に鋭意取り組んでおります。また、令和3年1月までに、村山地区全域の市町で山形連携中枢都市圏連携協約を締結しました。各市町の強みを組み合わせて一丸となり、東北地方の中でも一番元気なエリアとして発展していくことを目指しています。
 こうしたまちづくりを着実に推進するためには、市民・事業者・行政が適切な役割を担い、協力・補完し合いながら進めていくことが肝要であり、市民の皆様の積極的な参加が不可欠であります。
 こうした意味におきましても、この山形市コミュニティファンドが担う役割は誠に重要であると考えております。
 今後とも地域の課題解決につなげる地域貢献型の基金として、いただいた寄附を地域のまちづくりに還元しながら運営してまいりますので、山形市コミュニティファンドにより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。