事業の内容

  9月22日、霞城公園で開いた「気仙沼さんま祭りin山形」に小学生とその父母を44組、104人招待し、9つの班に分けて、三陸産のサンマを炭火で1匹ずつ焼いて食べてもらいました。焼く前に、やまがた気仙沼会の会員がサンマの生態や漁の仕方、おいしい食べ方などをパネルで説明しました。サンマ焼きを通して、日本の魚や魚食文化、さらには漁業に関心を持ってもらうと同時に、親子の会話が弾み、絆も深まることを期待しての事業です。

事業の成果と感想

  参加者はすべて内陸部の方だったせいか、炭火でサンマを焼くのは初めてのようでした。炭火を見るのが初めての子もいました。炭火が熱くて近寄れなかったり、煙がもうもうと上がったりしましたが、それでも親子は楽しそうにおしゃべりしながら、サンマを焼いていました。「自分で焼いたサンマを食べるといつもよりおいしい」という声が聞かれました。体験型の事業だったので、特に子どもには強烈な印象を残したようです。サンマや魚食に関する知識も格段に増えたと確信しています。
  サンマの説明やサンマを焼く時間の関係で、今回は事前予約制としました。このため、当日に応募してきた43組の親子は、受け付けることができませんでした。香ばしい匂いに、自分で焼きたいと思う人はもっとたくさんいたと思いますので、受け入れ態勢をどうするか今後の課題として残りました。

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