私たちが住むまちの真ん中を通る薬師町通りは、昔から山寺街道として親しまれてきた道ですが、20mに拡幅する事業が進められています。
私たちは、「薬師町通り街づくり委員会」を平成14年11月に発足させ、本格的にまちづくりの検討を進めています。その中で、私たちが大事にしなければならないものの一つとして宮町堰の再生があります。
宮町堰を活かすことから広場を創出することを目標としていますが、宮町堰にごみが流れてきてたまってしまう状況にあります。私たちは、堰沿いの方々に宮町堰を守り景観施設として育てていく大事さを知っていただき、きれいな宮町堰を維持し続けていく活動のきっかけにすべく、宮町堰の実態把握と、啓蒙活動の方法などを検討し、啓蒙活動を実践する事業を行いました。
今回の事業では、啓蒙活動のあり方としてチラシの配布だけでなく、自分たちがきれいにする活動に取り組んでいる姿を見せたほうが良いと考えました。宮町堰は民地内を多く流れている実態などから、まずは広場周辺にしぼって実施しました。
また、山形市と調整する中で山形五堰クリーン作戦を知り、その活動に参加する意義をみんなで確認し合い、山形五堰クリーン作戦の一環として啓蒙活動を実践しました。
宮町堰をきれいにできたことはもちろんですが、啓蒙活動をスタートさせることができたことと、これまで知らなかった山形五堰クリーン作戦に参加し、この活動を継続していくことを確認したことが成果と言えます。
支援をいただき、宮町堰を愛しきれいにする活動の第一歩を踏み出すことができました。