本事業は、これからの次代を生き抜く21世紀型能力※をもつ人材を育成するために、3Dプリンター教室やScratch教室を行い、創造的な学習活動を展開することを目的にしています。
3Dプリンター教室では、3Dプリンターを手作りすることから完成した3Dプリンターを活用するまでの流れを山形市内中学校3校の生徒たちに体験させ、参加した中学校に3Dプリンターを贈呈しました。
Scratch教室では、ゲームの制作を通じて、プログラミング教育を行うとともに制御学習も取り入れて、実践しました。
※21世紀型能力とは主体的に学び続けて自らの能力を引き出し、試行錯誤したり、多様な他者と協働したりして、新しい価値を生み出していくこと。
3Dプリンター教室では、3Dプリンターの仕組みや活用を理解するところから始まり、グループごとに協力しながら3Dプリンターを組み立てることで、大きな充実感と達成感を味わってもらいました。また、Scratch教室では、プログラミングを試行錯誤しながら創意工夫を行うことで、プログラミングの楽しさ・面白さを体験してもらいました。
この事業の全体を通じて、科学技術やものづくりに対する興味・関心を持ち、創意工夫や探求することの大切さ、またコミュニケーションの重要性を感じてもらうことができました。そして、子どもたちのモチベーションを上げ、21世紀型能力の育成に寄与することがでました。