事業の内容
私たち『さんの会』は小さな会場での朗読会を毎年行ってきております。童話『葉っぱのフレディ』を読み聞かせ、命の大切さを伝えているという日野原重明先生の事を知ったのがきっかけでした。朗読を通して、そのすばらしさを聞き手の皆様へ伝えることができればと思い『さんの会』の活動を始めて8年目となっています。 大人の方にはもちろんですが、子供たちや障がい者や高齢者などに朗読の持つ力を通して想像力を持って文学作品の感動を味わって欲しいと願い、今回はピアノとクラリネットと朗読のコラボレーション企画に挑戦しました。
事業の成果と感想
“朗読を通じて、皆様に心の豊かさと感動を味わっていただきたい”そんな私達の企画に今回は前回よりも多く、100名ほどの方々にお越しいただくことができました。山形出身の若き感性を持った演奏家の方との組み合わせも、皆様にひと味違ったものを感じていただけたかと思っております。うれしかったことに、会場の前を偶然通りかかり、看板を見て入ってこられた方から、「こんな良い催しがあることを初めて知りました。また足を運びます。」と言っていただきました。少しずつ交流の輪が広がっていくのを実感できました。 テレビ、パソコン、携帯電話などの普及により、ゆったりとした時間が作れなくなっている昨今、耳から聴いて自分で想像をふくらませるという空間が必要ではないかと思われます。 今後は、もっとより多くの方に聞いていただけますよう公演の回数を増やしていきたいと思っております。
さんの会 さんの会