私たち劇団アンポンタンパニックは、山形という地にお笑い文化を根付かせることを目的として、演劇コント公演の上演、また演劇ワークショップを行っている団体です。
これまで既存の劇団さんたちが気づきあげてきた山形の演劇界には、笑いを求めた誰でも気軽に見ることができる演劇が少ないと感じていました。
そこで、演劇コント公演とワークショップを通じて、演劇や笑いを身近に感じてもらえる、コント・コメディー文化の裾野を広げる企画を考えさせていただきました。
今回の事業では、コント公演で100人近いお客さんを動員して大いに笑っていただき、ワークショップは月に一回山形市内の学生劇団と協力して開催し、老若男女、多くの方に参加していただきました。参加者の方々の多くから「実のあるワークショップだった」、「また参加したい」といっていただきました。また、演劇公演に不可欠な照明機材を購入して、照明のスタッフ業務のワークショップを開催することで、機材の使い方、スタッフ業務への理解を深め、より効果的な作業訓練が出来ました。
上記の活動を続ける中で、当劇団から新たなユニットも発生し、また他劇団との連携も深まり、山形のコント・コメディー文化は裾野は確実に広がりました。
今後も、裾野の拡大とコント・お笑いの浸透に勤めて行きたいと思います。
