児童数の減少や裏山の耕作放棄による荒廃化等の村木沢地区の課題に対し、地域の活性化に向け何か取り組んで行こうと「村木沢の宝発見」ワークショップ(WS)活動を実施してきました。今年度は、その取組みの中から地区の文化的資産やすばらしい風景等を活用したウオーキングマップを作製しました。さらに、ウオーキングマップをもとに村木沢の「宝」を再確認するウオーキングイベントを開催しました。
今回の事業では、山形市のSUKSK事業との連携や、市内歩こう会組織等、地区内外への積極的なPRを行い、交流人口の増加による活性化を目指しました。
新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、「村木沢の宝再発見」WS活動を通し、東北芸工大の学生らの協力を得て、地区のおすすめポイントを盛り込んだウオーキングマップを完成させることができました。ウオーキングイベントは、感染拡大防止のため規模を縮小しての開催となりましたが、活動の成果と今後の取組みの継続性を確認することができました。
今後もマップを活用し、小学校や歩こう会等と連携したウオーキングの実施を検討中です。また、より多くの人に訪れてもらうため、各地区のコミュニティセンター等と連携を図りながら、地区内外の活性化に取り組んでいきたいと考えています。