“障害があっても無くても、地域で当たり前の生活を送りたい”という願いを受け、はとぽっぽ倶楽部は誕生しました。日々の生活の中で、子どもたちには年齢にあった体験をしてもらいたい、本物に出会って欲しい、いろんなことにチャレンジするチャンスを与えたい…そんな想いから、今年度は山形に打楽器の魅力を伝えたい!!という思いで活動している打楽器奏者のpercussion ensemble dot.の皆さんの指導を受け、プロとの「響演」という形のコンサート『魂の響き』を企画しました。
3ヶ月間にわたり指導を受け、本物の楽器を使用し、音を聞いて感じること、講師の指示を聞くこと、ステージ・コンサート会場での態度や演奏を楽しむことを学びました。
ステージ上の子どもたちは、最初は緊張した面持ちでしたが、笑顔で自分の出来ることを精一杯元気よく演奏することができ、230名ほどの来場者の方々からあたたかい拍手をいただきました。多くの一般市民の方にもご来場いただき、「すばらしいコラボレーションでした」「感動して涙が止まりませんでした」「自分もまだ頑張れます」「次回のコンサートも期待しています」といった声をいただきました。
今回のこの経験が子どもたちにとって、より豊かな生活の一部になったことは間違いないと自負しております。この機会を与えてくださった多くの方々に感謝致します。