コロナ禍で家庭内の時間が増え、外出や県境をまたぐ移動を制限せざるをえない中、密を回避しつつ、外遊びや運動・体験の場を確保するため、自然に触れ、運動・体験・五感を使う機会を設けました。
複数回開催したイベントの共通テーマは、「親子で地域の良さ/魅力を知る」。日常生活や自分の地域にある隠れた魅力を発見してもらうほか、一歩踏み出せば、たくさんの「非日常」にあふれていることを知ってもらうべく、以下の5回の親子参加型イベントを開催しました。
(1)7/31親子昆虫観察(セミの羽化)
(2)8/7夏休み親子旅☆裏山寺ローカルツーリズム
(3)12/5未来をつくる社会科見学★ヤマガタデザイ
ンを訪ねてみよう!
(4)1/8楽つみき
(5)2/27 パパめしっ!タコ飯編(オンライン講座)
実施時期の延期や活動回数の減など、コロナ禍の状況に応じて予定を変更しました。また、近場であっても、普段子供だけでは遊べない夜間の時間帯や、主要観光スポットから少し奥の場所を開催地に設定するなどにより、非日常を演出しました。
セミの羽化では、身近な環境の新たな一面を発見したり、自然の中で駆け回りつつ、初対面で年齢の違う子ども同士が一緒に遊びまわったり、小さな子の面倒を見てくれたりと様々なコミュニケーションが見られました。そして、全員が光に照らされた幻想的な奇跡の瞬間を観察でき、感銘を受けました。
ヤマガタデザインの山中さんの講演では、「まちづくり会社の使命は、地域課題をビジネスで解決することだ」という哲学と熱いトークで親子ともに興奮し、子供たちの核心を突く多数の質問で大盛況でした。