事業の内容

 インターネットやスマホ等の情報伝達環境は、急速に進化発展を続けており、子どもたちのリテラシーの向上が指摘されております。しかし、子どもたちを指導監督する立場の私たち親自身も残念ながら適切なリテラシーを十分に身に付けていない現状にあります。子どもたちがトラブルに陥ったり、巻き込まれたりしないように親や大人自身が指導できる力を付けていく必要があると考えました。
  そこで、「ネットモラル・いじめ対策親の会」を組織し、情報機器が子どもたちにとって“危険な道具”とならないための使い方の講習会と家庭で情報機器の使い方について話し合うためのリーフレット作成を企画しました。

事業の成果と感想

  (1) ネットモラル講習会Ⅰ(9月12日)
  講師:鵜川義弘氏(宮城教育大学教授)、参加者84名
  ・「児童生徒の携帯電話の利用実態の把握と適切な指導」と題して講演を頂き、メールのマナーについて、子どもに携帯を持たせる前の約束と必要な設定等について学びました。また、NTT職員より最新のセキュリティー対策について具体的な操作をとおして学びました。

(2) ネットモラル講習会Ⅱ(11月28日)
 講師:鈴木織江氏(グリー株式会社)参加者59名
  ・「正しく怖がるインターネット」と題して講演を頂き、インターネットの危険性と利便性について、炎上の怖さやその対処方法等について学びました。
  ・ラインやネットゲームなどの機能を開発した業者の一つであるグリーの講師から子どもに安全に使わせる時のポイントなど具体的な内容を学びました。

(3) リーフレット作成  学齢期のみならず幼・小・中の発達段階に応じたネットリテラシーの向上に向けたリーフレットを作成し、市内の幼稚園、保育園、小・中学校、コミュニティーセンター、公民館等へ配布し、情報機器の使い方について家族で話し合いが活発にもたれるように啓蒙を図りました。

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