私たちはこれまで、骨髄バンクのドナー登録についての普及活動を続けてきました。
平成20年1月、念願だった国内ドナー登録30万人を達成しましたが、目標を達成したにもかかわらず、骨髄移植を希望する患者さんの54%にしか対応できないという厳しい現実が顕在化しました。このような現状の中、私たちは多くの市民の理解を深める啓発事業をしなければ~と考えました。
たまたま、平成20年度の全国骨髄バンク推進連絡協議会・東北ブロックセミナーが当会担当だったこともあり、このたび、「真に機能する骨髄バンクにするため、ボランティアにできること」を話し合う企画を併催事業として企画させていただきました。
10月18日、山形市保健センター会場で開催の1.チャリティコンサート「いのちの輝き」2.細谷亮太氏(聖路加国際病院副医院長)の講演「いのちと向き合う子どもたち」では、180名 余りの方に参加いただき、すばらしい企画だったとの感想を多数いただきました。
また、18日・19日には、山形市市民活動支援センターで東北ブロックセミナーを開催し、「患者支援―ボランティアの役割・目的・可能性」のテーマで、皆さんの活動や苦労話など、生の声を聞くことができ、今後のヒントをいただくことが出来ました。
同センター23階で展示した「みぽりんの絵手紙&MAMOのメッセージ」展も大好評をいただくことが出来ました。
骨髄移植を希望する患者すべてに対応するためには、日本のドナー登録数はまだまだ十分ではありません。ドナー登録への理解をさらに啓発するため、これからも活動を続けていきたいと考えています。