事業の内容

山形県内の特別支援学校に通う幼児・児童とその保護者を対象に、障がいのある子ども達のための「交通安全教室」を開催しました。
交通安全の知識、横断歩道の体験、防犯意識の「いかのおすし」等の内容を、行政の防災・安全担当職員の方々のご協力を得て、音声のみでの理解が難しい子ども達にもわかるように、手話・イラスト・文字画像などを用い、集団での交通安全を親子で学ぶ場を設けることができました。
また、「車いす体験」「盲導犬ユーザーの講話」も加えたことで、自分とは異なる障がいがあること、障がいの種別によって必要な支援や合理的配慮には違いがあること等を実感してもらえる機会を作りました。

事業の成果と感想

120か所以上へのチラシ・ポスター配付と、当会SNSと口コミ等を通じて参加の呼びかけを行ったところ、県内在住の親子12組・計40名程の申込みがあり、障がい児とその保護者はもちろん、行政機関・教育機関・支援施設・報道関係者の方など、様々な立場の方に来場いただきました。
イベントの実演時には、子ども達から「わかりやすい!」といった声が上がり、イベント後には「交通安全教室が体験出来て良かった」「盲導犬ユーザーさんの話が聞けて良かった」といった感想が寄せられました。参加した方々にとって、本事業の目的である「障がいのある子ども達にとっての交通安全」をより深く考えていただけたと実感しております。
今後も、障がい児者の社会参加のために必要なこととは何かを、多くの方に理解してもらえるよう、交流会や勉強会といった活動を定期的に開催し、継続的に活動を行っていきたいと思います。

ゆずりはの会 ~やまがた~ ゆずりはの会 ~やまがた~ ゆずりはの会 ~やまがた~