山形市最大の歴史遺産の山形城祉外郭「三の丸」の、山形市十日町地内に現存する土塁跡に隣接した「山形城跡 三の丸 観る・知る・学ぶ 案内板」を制作・設置・寄贈しました。1356 年の斯波兼頼氏の山形入部、山形城築城以来の来歴や外郭三の丸の規模等を記載し、古地図などの資料を褐載し、平易な表現で多くの来訪客や児童生徒・市民のみなさんにその姿を学び、思いを馳せていただける内容に編纂しました。その監修にあたり、最上義光記念館、山形市教育委員会、郷土史研究有識者等たくさんのみなさんから多大なご協力をいただきました。
完成した案内板は周囲の景観とも相まってまちなか景観の向上にも貢献していると同時に、その円容も大いに歴史の興味をひき、意義あるものとなっています。
現在復元中の本丸、四季おりおりに水を湛える二の丸、そして市内各所に遺構を残す三の丸と、かつては国内最大級の山形城の規模を、この事業を通じて広くみなさんにお知り置きいただければと思います。