事業の内容
私たち山形フィルハーモニー交響楽団は、昭和27年、戦後の復興期に音楽が好きでたまらない人たちによって結成された、全国屈指の歴史を誇るアマチュアオーケストラで「山フィル」の愛称で市民の皆様に親しまれています。演奏活動を通じて、芸術的真理の追究と人間性の向上を目指し、山形の音楽文化の発展に寄与することを目的として活動しており、毎年著名なゲストを招き、春には家族みんなで楽しめるファミリーコンサート、秋には定期演奏会を開催しております。 今回は第50回記念定期演奏会ということで、籾山和明さんの指揮により、前半は緻密なアンサンブルが要求されるモーツァルトの最期の交響曲である第41番「ジュピター」、後半は楽器編成の大きさや演奏技術の難易度からアマチュアオーケストラでは中々取り上げられないR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」などに挑戦しました。
事業の成果と感想
ご来場の方々からは、ゲストにお迎えしたNHK交響楽団第1コンサートマスターの山口裕之さんの表情豊かなソロ・ヴァイオリンや、団員一丸となった迫力のあるオーケストラの演奏に対し、大変な好評をいただくことができました。 この度50回記念という大きな節目を迎えましたのも、市民の皆様からの温かいご支援の賜物であると団員一同心より感謝しております。これからも山形から伝統ある熱い音楽文化を発信していきたいと思います。
山形フィルハーモニー交響楽団 山形フィルハーモニー交響楽団