
誰もがより良い山形市を創造する一員であることを実感するために4つの事業を行いました。①山形市英語ボランティアガイドツアーでは、応募した17名のボランティアガイドが講師と共に、山形市のおすすめスポットを英語で伝える準備・練習をして、12月に山形市ガイドツアーを開催。15名の外国人参加者に対して、英語でガイドを行いました。ツアーに向けて山形市の紹介パンフレットも英語で作成しました。②「ドクちゃんフジとサクラにつなぐ愛」の自主上映会を開催。上映後にベトナムと山形市をオンラインでつなぎ、ドクさんと対話しました。参加者は好きな日本語をカードに書き、ドクさん家族へプレゼントしました。③多文化子育てカフェを開催。海外にルーツのある親子と彼らと交流したい参加者が集い、山形での子育てや文化について学びながら、情報交換と交流を行いました。SNSを利用して、参加者同士が情報交換できる場も作り、互いの交流がカフェ以外の場所で継続しています。④振り返り交流会「国連機関の仕事の話をきこう」を実施。国連機関でお仕事していた事業参加者より講演をいただき、参加者同士、山形市のこれからと世界のこれからを話し合いました。

今回の事業には、多様な年齢とバックグランドの方々にご参加いただきました。それぞれがお互いに協力し、意見交換し、共感しながら事業を有意義に楽しみました。外国人が主体的に関わる形を創ることもできました。日本人参加者も外国人参加者も、これからより良い山形市を作っていくために、やってみたいことを伝える場面も見られました。事業で育まれたつながりが、今後、誰もが活躍できる山形市の実現を後押ししてくれると強く感じました。

