今年度は3回（8月、1月、3月）のセミナー＆ワークショップを行い、3回目にはクラウンパレードも行いました。セミナーではケアリングクラウンの歴史、概念、非言語のコミュニケーションの存在、ケアリングクラウンの活動の講義を行いました。また、「自分を知る・受け入れる」「他人を知る・他人と関わる」、「他人を巻き込む」をテーマに様々なワークショップを行い、事業の集大成として、トレードマークの赤い鼻と衣装を身に着け、山形駅前から七日町の間でパレードを行い楽しい時間を共有しました。
セミナーはケアリングクラウンの存在、理解を深めていただくことに繋がり、ワークショップは自分の存在を見つめ、他の人と寄り添い共有し、人との関わりを深め合うことを体感していただくことができ、そして自然と笑顔が溢れるまでになりました。パレードはケアリングクラウンの認知度が上がり、また、私達と活動を共にしたいという方も現れましたので「未来のケアリングクラウン」の育成に繋がったと思います。それは闘病生活を強いられている子供達や高齢な方々の心のケアを充実させることに繋がり、そしてそれはまた、私達が目指す「みんなが幸せになる社会づくり」に一歩近づけたのではないかと考えています。
