山形市松山三丁目の千歳山近くのこんにゃく茶屋の市道に面した駐車場敷地内に「歴史ゆたかな街山形 まちなか史跡案内板」を制作・設置しました。
同案内板は、古くは平安時代、千年の昔より現在まで市内各所に残る、国・県・市指定の重要文化財、有形文化財、名勝史跡等数多くの歴史的郷土資産、さらに山形市内の資料館・博物館の紹介とともに、この地の命名のいわれとなった「阿古耶姫伝説」も興味を引く内容で解説しています。広く市民、観光客、児童・生徒などがご覧になり、いかに山形市が文化財や伝説など数多くの歴史に彩られ、今日の姿に発展していったのか、深い興味をもって知っていただくため、各史跡、文化財それぞれについて、画像と時代、来歴、所在地を掲載し来訪への意欲を促すことに貢献することを目指して制作・編集にあたりました。
山形市の象徴の一つである千歳山の山すそに建てられた案内板は、四季に彩られる周囲の風景と相まって、まちなか景観の向上となるにふさわしい案内板が出来上がったと考えています。
設置施工中もこんにゃく茶屋に来訪される方々の注目を集め、みなさん興味をもって内容を注視していたことからも、この事業の成果について十分期待できるものがあると思われます。
制作・編集にあたり多くの有識者、関係者の方々のご指導、ご協力に厚く御礼を申し上げますとともに、たくさんの市民のみなさんに山形市が、重要な史跡、文化財が数多く残る「歴史に彩られた街」との思いを深くされることを願ってやみません。