山形の観光資源の樹氷の危機的状況に関心を持っていただけるように、樹氷を題材にした絵本を制作しました。制作した絵本は、子ども達やご家族で楽しめるよう、山形市内の保育園等に無料配布しました。
脚本制作から始まり、令和２年２月に絵本のお披露目、配布を行いました。絵本の他にも紙芝居を制作し、イベントなどで多くの方々にご覧いただきました。また、メディアの反応も非常に良く、テレビや新聞だけでなく大手インターネットニュースサイトにも取り上げていただきました。また、紙芝居をご覧いただいた団体から依頼があり、山形市外の小学校や保育園などでも紙芝居を披露する機会がありました。
絵本の最後は、登場人物のじゅっきーくんが村の危機を救い人間と樹氷が共存する形で幕を閉じます。絵本を見た子どもたちに「今度は私達が樹氷を助けなきゃいけないね」と思っていただける内容となっています。保護者の方々からも大変好評をいただいており、今後はさらに多くの方に手に取ってもらう機会を設けたいと思います。
