私たち「柏倉にぎわいづくりネットワーク」は、少子高齢化により担い手となる若者が減少する中、地域資源を活用して地区外の若者を取り込み、地区住民との交流を深めることで、地域の新たな担い手と活力ある地域をつくるため、地区内外の交流の場として耕作放棄地を活用して農作物をつくる「おつまみ部」、柿を活用する「干柿まつり」、地区の伝統行事「いわいいわい」を盛り上げる「ぼんぼりまつり」を開催しました。
「おつまみ部」では、市内で活動する朝活プロジェクトに協力いただき参加者を募り、使われなくなった畑を活用してジャガイモやかぼちゃ、トウモロコシなどを植え、定期的に草取りなどの手入れを行い、秋には収穫物を楽しんでいただきました。「干柿まつり」では 地区の方から参加者に干柿づくりを指導していただき、つくった干柿を七日町御殿堰などに吊るすことで、地区のPRにも活用できました。「ぼんぼりまつり」では、参加者が地区の子どもたちといっしょに雪灯籠やキャンドルづくりのほか焼きマシュマロなどのイベントを行い、伝統行事を盛り上げてくださいました。
今回、地区外の参加者が一年を通して参加し、地区住民との新たな接点となる場をつくることができたことから、今後もより多くの方が訪れ地区住民との交流を楽しんでいけるように工夫し、活力ある地域づくりを進めていきたいと思います。