青少年をターゲットとした山形市民の健康増進と子どもの健康育成を図るため、禁煙や受動喫煙について適切なアドバイスや防煙教育の支援ができる人材を「禁煙サポーター」として養成・認定する講習会を5/29、11/30の2回開催しました。青少年に対する防煙教育は、山形の将来に大きくかかわる課題として、直接高校を訪れての出前認定講座も行いました。 講習を受け認定された皆さんは、購入した教材を使用し、「体験・実験」などを取り入れた新しい教育に取り組み、幼稚園から大学・企業に対し防煙教育を行いました。またサポーターによるショッピングモールなどでの受動喫煙防止推進拡大のための啓蒙活動も行いました。
今回の講習会では、一般の方128名と高校生70名の皆さんが認定を受けられました。
認定を受けたサポーターは、県内外で授業を38回行いました。南沼原小，山形大などの講座では、座学だけではなく大人には肺年齢のチェック、子どもにはタバコの毒の標本などを使用した体験型の授業を行い大変好評でした。また、認定高校生によって複数の保育園や学校でも授業が行われ、山形放送のニュース番組で「禁煙サポーターの取り組み」という内容で取りあげていただき、新しい教育スタイルとして注目されました。
子育て応援フェア、ショッピングモールでの市民啓発事業では、活動を応援してくれる大勢の皆さんに出会い、今後の活動も広がるのではと期待しています。購入した機材は，無料で貸し出し、禁煙啓発に今後とも努力をしたいと思っています。
