事業の内容
「エコ・いではの会」はEM(イー・エム)と呼ばれる有用微生物群の能力(ちから)を借りて、多角的に身近な環境問題に取り組んでいます。昨年はゴミの減量を目指し、EMを使って生ゴミを処理し発酵肥料に変える方法を紹介する市民講座を開催しました。今年は、調達が難しいEMボカシおよそ1年分(15kg以上)を参加者に提供し、より実践的な生ゴミ処理方法を紹介する講座を企画。EMボカシを使い、生ごみ処理を継続的に行う人たちが増えるような環境づくりを提案しました。また、多くの人にEMボカシを提供するためには、大量のEMボカシが必要で手作業では難しいため、モルタルミキサーを購入しました。ミキサーの導入により、ボカシをお持ち帰りいただくことが可能となり、家庭で継続的にEMボカシを使った生ゴミ処理ができることで、更なるゴミの減量につながります。
事業の成果と感想
市民講座を鈴川・金井・大郷の3地区の公民館で、生ゴミ処理に力点を置いた実践的な内容で開催し、計50名の方が参加しました。講座と平行し、建物の外で購入したモルタルミキサーを使ってボカシの仕込み作業を行うことができ、講座終了時にはEMボカシを60リッターの密閉容器に詰め、受講者に持ち帰っていただきました。持ち帰ったボカシを使い、各家庭で発酵熟成の後、生ゴミ処理に利用してもらえたと思います。EMボカシを使い自分で生ゴミ処理を継続的に行う人が増え、生ゴミリサイクルの輪が広がることは、エネルギーを使わないCO2削減、地球温暖化防止へつながると考えます。
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