事業の内容

家庭生活・地域社会活動は男女が共に担うべきもので、安心して子育てが出来、要介護者が暮らせる環境づくりは、災害時には特に重要です。しかし、災害の比較的少ない山形市民の防災意識はまだまだ低いといえます。この「防災力ノート」は、危機管理について見直し、その弱点の補強に寄与できるものを作成し、「防災力はイメージする力」ということを意識喚起したいと企画した事業です。
今回40歳未満の女性500名の意識調査をし、前年度に実施した資料と照らし合わせ、結果の分析。分析結果をもとにどんな内容にするのか検討会を開き、最終的に「防災力ノート」を作成しました。

事業の成果と感想

若い人たちへのアンケート調査については、竹田西部幼稚園、美鈴保育園のご協力を頂くことができたのは大きな力添えであり大きな成果です。一昨年に調査した40代~70代の女性への調査内容と比較して私たちが推測した視点は、「若年層の意識は年配の方たちより危機管理の意識不足という結果になるのでは…」ということでした。アンケートの結果は正にその通りに表れたのです。

今回作成の「防災力ノート」がそうした意識喚起のためのツールになると、試作を記入していただいた方々の感想から手ごたえを感じており、今後は出前講座で協力先にお礼をしたいと考えています。

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