山形大花火大会の支援活動などを通じて、花火による地域の活性化に取組んでいます。これまで、花火大会における開催補助やゴミの分別活動を行なってきましたが、花火大会を山形の文化として根付かせるためには、日頃から花火を身近に感じていただく工夫が必要であると感じていました。そこで、私たちは花火の映像を記録し、花火大会に来られない方でも楽しんでいただくとともに、花火に関する知識を楽しく学べる講座を開催することを企画し実施しました。
今回の事業では、花火の映像を記録するための機材一式のほか、大曲の花火屋さんに作成していただいた花火模型などの教材をそろえました。これにより、花火大会の映像の上映と花火模型を使った説明ができるようになり、市民活動まつりなどの場で上映会や花火講座を開催しました。特に花火模型は、普段は見る機会がないことから、その構造や打ち上げるときの役割などの説明に興味深く耳を傾けてくれる方が多く、また、子ども達の花火玉の大きさに驚いた様子が印象的でした。
今後は、各地の花火映像を記録するとともに、老人施設や幼稚園などを訪問し、花火大会になかなか来られない方や子ども達に花火の楽しさを伝えていきたいと思いますので、興味をお持ちの方は是非お声がけください。
