![事業の内容](/com/wp-content/uploads/hokoku/hokokutitle1.png)
私達プロジェクト エンターテイメント・バリアフリーは、障がい者・健常者が隔てなく、平等にエンターテイメントを楽しめる機会を提供するために、東北芸術工科大学で結成されました。今回は、名作映画「おくりびと」のバリアフリー版の上映を開催しました。場所はMOVIE ONやまがた、期間は平成22年9月4日~12日です。バリアフリー映画自体がまだなじみの薄いものでしたので、私たちはバリアフリー映画がどのようなものなのかということから説明し、色々な方々の理解を得るようにしました。それから、障がい者がバリアフリー映画をみればよいという考え方ではなく、健常者も同じ映画を一緒にみることに意義があるわけで、上映会では会場に来た人同士の意見交換の場を設けました。
![事業の成果と感想](/com/wp-content/uploads/hokoku/hokokutitle2.png)
バリアフリー映画の紹介という意味では、東北で初めての上映でしたし、上映後のアンケートを見ても喜びの声をいただくことができ、成果はあったのではないかと思います。また、会場での意見交換でも貴重な意見をいただくことができました。それから、東北芸術工科大学の学生主体の活動として、手話を習ったり障がい者の方と交流したりと、大きな勉強になったのではと思います。この社会には様々な人間がいて、その違いには何も価値的な色づけはないのだということがわかったことは有意義であったと思います。ただ、福祉の世界にも存在する矛盾を少しだけ垣間見ることがあったのも事実です。このような「栄養」をもらって、私たちは次の活動に向かいたいと思います。
![プロジェクト エンターテイメント・バリアフリー](https://yamagata-cf.jp/com/wp-content/uploads/2021/07/2011-7-1.png)
![プロジェクト エンターテイメント・バリアフリー](https://yamagata-cf.jp/com/wp-content/uploads/2021/07/2011-7-2.png)