事業の内容

本来であれば2020年はオリンピックイヤーで、日本中がインバウンドのピークを迎える一年でしたが、コロナ禍でピンチとなりました。しかし、だからこそアフターコロナを見据え「ピンチをチャンスに!」したいと、市民参加のインバウンドサポートとして、ウェビナー(WEBでセミナー)スタイルによる外国語ガイド育成事業に取り組みました。
11月11日から週1回ペースで、オンライン動画配信形式によりセミナーを実施しました。
2019年秋に当会が独自で開催した「外国語ガイド体験会」の参加者から、より具体的な外国語ガイドのスキルを習得したいという要望があったことから、「ガイドの基礎コース」3編のほかに、山形市の観光・食をテーマにプロやガイド経験者の体験談を交えた「実践ガイドコース」を英語3編、簡体字(中国・シンガポール・マレーシア)3編、韓国語3編、繁体字(台湾・香港・マカオ)3編の4言語分用意しました。「おまけ動画」として、山形市のインバウンド状況や各自で自分のガイドを世界にPRする方法等の情報提供も着地点の一つとして配信しました。

事業の成果と感想

60名の参加者からは、国が違えばガイドの仕方も大きく違い、山形市内のガイドのコツやポイントも理解できた等の感想をいただきました。コロナ禍でも気兼ねなく受講できるよう、オンライン動画配信形式としましたが、受講環境が整わなかった方には、今後フォローできればと考えています。また今後も受講者のステップアップに繋がる、現地研修や施設研修等を開催できればと考えています。

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