小学校の低学年と言えば、人生において一番学習意欲が高いと言っていいほど知的好奇心が旺盛な時期です。 しかし、学校現場は常に忙しい状況にあります。そこで、子どもたちが親しみやすいリズムのラップを通して百人一首と触れ合えるツールを作り、子どもたちの暗記力と学習意欲の向上につなげるとともに、百人ー首を20枚ずつに分けた五色百人一首を体験してもらう機会を作りたいと考え、今回の事業を企画させていただきました。
山形市校長会様のお力をお借りし、山形市内の小学校1年生2,053名にCDを配布させていただくことができました。中には、「 学校の授業で活用させてほしい」と要望をくださる学校があったり、「子どもが毎日、口ずさんでいます」など嬉しい声も届いています。今回の事業を通して、日本の伝統文化である百人一首を身近に感じてもらうことができました。知的好奇心が高い10歳までの間に、小学校の朝学習の時間などに「五色百人一首」を活用してもらい、子どもたちの学習意欲と暗記力をぐんぐん伸ばしていくために、学校、家庭、地域の連携を図れればと考えています。
