ある程度知りたい情報が載っている統一した資料があれば、目的に応じた介護事業所を選びやすくなり、また、適正で利用者の為の競争原理が働き利用者の多種多様な希望を取り入れた「新しい介護サービス」が生まれるのではと考えています。その様に多様な介護サービスの実現を目指し「より自分らしく暮らしていける社会」になって行く事を期待して、利用できる介護サービス等の内容が一目で分かる資料を作製し、関係機関へ設置する事業を行いました。
本事業の趣旨に賛同・協力を頂いた山形市内の事業所の情報を冊子にしたものを、「地域包括支援センター」と山形市の長寿支援課・介護保険課、計14箇所に設置させて頂きました。居宅支援、訪問介護、訪問看護、訪問入浴、通所介護、通所リハビリ、短期入所生活介護、短期入所療養介護情報をそれぞれ冊子にするうえで、介護保険を実際に使った方々から寄せられた「介護サービスを使う前に知りたかった情報」を元に掲載項目を決定しました。
内容を見て頂いた介護者の方々から「同じサービスでも、こんなに中身が違うとは知らなかった。」、「地域別に分かれていて、情報も利用する人の目線で分かり易い。」、「見ていて楽しい。ここに行かせてみたい。」などの言葉を頂きました。「もし介護が必要になっても目標を持って笑顔で暮らせる当たり前の生活を送ることが出来る為の資料」は継続してまとめていきますので、是非活用して頂きたいと思います。