平成10年から、CAP(子どもへの暴力防止)プログラムをワークショップ(体験参加型学習)の形で、大人たち、子どもたちに提供してきました。全国的には、大学の講義で「虐待」「いじめ問題」「人権教育」などの時間にCAPが取り上げられることも多くなってきたようです。主に市内では、現在子どもに係わっている大人(教職員や保護者、民生委員、人権擁護委員など)に提供してきました。今回は、子どもに係わる仕事に就こうと学んでいる学生に「おとなワークショップ」を提供しました。
1.「山形大学地域教育文化学部養護教諭特別科」
実施日時:平成20年12月11日 13:30~15:00 参加者数:51名
2.「山形県保健医療大学 小児看護学科ゼミナール・授業」
実施日時:平成21年1月28日 9:30~12:00 参加者数:10名
参加した学生からは「人権について子どもにもわかり易い説明だった」「関心のあった虐待をCAPの視点で考え直す事ができた」「将来の仕事の為に参考になった」「子どもの話を聴く、共感する事によってどのような心の変化があるか身をもって感じることができた」などの感想が寄せられました。子供達にとって、自ら考え、感じ、気づきをもたらす時間となったようです。
先生からは「講義で学んでいるテーマだったので丁度いい機会だった」との感想をいただきました。
これからも、学生に対して伝える機会を作るために、今回の実績をもとに、関連大学、短大などへ広報していきたいと思っています。