事業の内容

全国的にいじめ問題や心の悩みを抱える中・高生の増加などが叫ばれる中、山形市内においても親子の絆を確かめ合える機会を作りたいと思い、今回、「山形市親守詩発表会」を企画しました。
  この度の事業では、親子の絆をテーマにした特別講演会と親子の絆実感教室の開催や、子から親へ「感謝」を、親から子へ「愛情」を言葉にして伝え合う短歌『親守詩』 作りに取り組みました。
  発表会当日は、参加された方に第1回山形市親守詩発表会冊子と記念カレンダーを配布しました。また、12月14日に開催された親守詩山形県大会において、会場を訪れた親子に、記念カレンダーの配布を行いました。

事業の成果と感想

 特別講演会には24名が参加し、現在、高校の英語教科書にも掲載されているAnyangoさんから、親子の絆を信じることの大切さを聞きました。親子の親守詩づくり教室には、2日間で10組の親子が参加し、親守詩を作り、発表し合いました。親守詩発表会当日は、受賞者とその家族45名が参加し、思い思いの表現で親守詩の発表を行いました。
  今回の活動を通して、参加者からもっと多くの作品が集まるように運営を工夫し、大きな大会にして欲しいとの声が寄せられました。今後、親守詩づくりを通して、何気ない普段の親子の時間を大切にし、一年に一度は、親子の絆について考え、言葉にしてお互いの気持ちを伝え合える場に、参加してくれる親子が増えていくことを期待します。発表会の記念カレンダーは、今後、希望される方に配布していきたいと思います。

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