事業の内容

私たちの事業のタイトルは、「市民で創る やまがた音声パソコン教室」です。病気や事故、障害や高齢などにより見えなかったり、見えにくくなったりした方々にも、健常者と同じようにパソコンを使える方法がある事を知って欲しいという思いから、本事業を計画しました。講師及びサポーターとして3名の市民の方から協力を頂き、「市民と共創の事業」を実施することができました。
補助金は、ノートパソコン2台と音声ソフトの購入、募集案内やテキストの印刷製本費、講師等への謝金等として活用しました。サポーター養成講座は4回の開催、パソコン教室は8回開催し、計12回と計画通りの事業を実施。また、参加者お互いの親睦を深める取り組みも行いました。サポーター養成講座は、パソコン教室のサポートボランティアを希望する10名の方が参加し、PCトーカーの使い方を中心に勉強会を行いました。

事業の成果と感想

パソコン教室の受講者は男性3名、女性2名、40代から60代の視覚障がい者です。5名のうち4名がパソコンに触るのが初めてで、タッチタイピング、文字入力と漢字変換、ファイルの保存と開き方、電子メール、インターネットなどパソコンのいろはを学ぶ教室となりました。
最終日には成果発表会を行い、それぞれが住所や名前を書いたりメールを作成して送信したりするなど、目標の操作を習得することができました。この事業で身につけたノウハウを生かし、平成23年度以降も、受講生を募集しながら、音声パソコンの使用普及に努めて参りたいと考えております。

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