◆事業の成果と感想◆事業内容《公開プレゼンテーション補助》《公開プレゼンテーション補助》◆事業内容骨髄バンクを支援するやまがたの会25周年記念事業実践編「あなたも街の外国語ガイド!」補助額 300,000円補助額 350,000円◆事業の成果と感想 当会は1995年2月に設立し、血液難病の患者さんの救済のため、骨髄バンクの啓発活動、ドナー登録会の開催、県内全市町村の「骨髄ドナー助成制度」導入に寄与してまいりました。現在は助けられる病気になっていますが、設立当初は白血病=不治の病と言われる難治性の高い疾病でした。 当会のこれまでの活動を振り返るとともに、更に骨髄バンクやドナーの普及啓発を図るため、当会25周年記念誌「いのちの贈り物」の作成と移植体験者(患者・ドナー)たちによる座談会を実施しました。作成した記念誌は県内自治体や関係機関に配付し、骨髄バンクやドナーの周知に努めました。 アフターコロナを見据え「ピンチをチャンスに!」したいと、この間に多様な外国語ガイドとインバウンドサポーターを育成する目的で、令和2年度に外国語ガイド基礎編オンライン講座を開催しました。今年度は次のステップの実践編で、実際に主要な山形市内の観光地や施設に、プロの外国語ガイド・ガイド経験者と赴き、具体的にマスターする現地研修を開催しました。 令和3年11月21日(日)山寺~山寺芭蕉記念館、23日(火・祝)霞城公園~県立博物館~もみじ公園と2日間に渡り、英語、中国語、韓国語の言語別3コースに分かれ、各講師が経験から培った観光地別ガイドのポイント、国別の伝わり易いガイド方法を学びました。参加者ニーズに対応し、2日間全コース、1日コース、観光地・施設別コースを用意することで、延べ60名以上の参加となりました。令和4年1月23日には、「おまけ講座」として、気軽に動画のナレーションや字幕に外国語ガイドを活用する講座を開催し、25名の参加がありました。 新型コロナウイルス感染拡大により、当初予定していた講演会は中止しましたが、記念誌の作成・配付や座談会を通して骨髄バンクやドナーへの理解を広めるきっかけづくりになったとことは素晴らしい成果だと感じています。 60名の参加者からは、ガイドの心構えの大切さ、服装・声の出し方・話し方、実際に何をどの様なタイミングで伝えるのか、現地でより具体的に学ぶことができ臨場感が湧いた、楽しかったという声をたくさんいただきました。研修を通し①言語別グルーピング②観光地・施設と参加者のマッチング③山形市の外国語ガイドニーズの情報提供(当会調査)などを行い、アフターコロナでの展開に期待が膨らみます。10骨髄バンクを支援するやまがたの会地域を元気にする会
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